画像処理アプリケーション開発ソフトウェア 「HALCON」推奨PC

HALCON Progress 25.11 -AIとルールベース画像処理を融合- 動作対応PC

※掲載製品は参考価格となりますので、最新価格については都度お問い合わせください。

製品紹介

MVTec HALCONは、ドイツのMVTec Software社が開発している、産業用の「マシンビジョン構築ライブラリ(画像処理ソフトウェア)」です。

1. 主な特長と搭載機能
網羅的な画像処理関数群: ブロブ解析、形態解析、マッチング(位置決め)、測定、欠陥検査、各種コード認識(バーコード・2次元コード・OCR)など、2,000以上の高機能な関数を搭載しています。

最新技術の統合: 従来のルールベース画像処理だけでなく、ディープラーニング(AI)機能や3次元(3D)データの処理機能も標準で搭載・強化されています。

専用の統合開発環境「HDevelop」: 視覚的にパラメータを調整しながら、プログラミングレス(スクリプト型)で画像処理システムを短時間で構築・評価できる環境が付属しています。

システムへの容易な組み込み: HDevelopで作成した処理フローは、C++、Visual Basic (VB)、C#などのソースコードへ自動変換できるほか、「HDevEngine」という機能を用いることで、ホストアプリケーションからスクリプトを直接実行させることも可能です。

※HALCON Progress 25.11 MVTecの全方位戦略を体現する新機能を搭載

本バージョンでは、AI(ディープラーニング)の運用ハードルを下げる機能や、既存のルールベース処理の精度向上、そして次世代の開発環境に関するアップデートが豊富に盛り込まれています。

1. ディープラーニング機能の大きな進化
継続学習(Continual Learning - Classification)の搭載 【目玉機能】

詳細: 過去に学習した内容(特徴)を保持したまま、数枚の少ない画像データだけで「既存クラスの拡張」や「新しいクラスの追加」ができるようになりました。

メリット: 従来のディープラーニングで課題だった「破滅的忘却(新しいことを覚えると過去のものを忘れる現象)」を防ぎます。外部の高性能な学習用PCを必要とせず、計算負荷が低いため、エッジデバイス(現場の装置)上で直接AIモデルのアップデートが可能です。

Deep OCR と Deep 3D Matching の強化

詳細: ディープラーニングを用いた文字認識(Deep OCR)のモデルが最適化され、より高速かつリソース効率が高くなりました。また、3D CADデータを用いた「Deep 3D Matching」の処理速度も大幅に向上しています。

2. ルールベース画像処理の使い勝手向上
形状ベースマッチングのエッジスコア可視化 (Score Visualization)

詳細: 最も頻繁に利用される「形状ベースマッチング(位置決めなど)」において、単純なマッチングスコアの数値だけでなく、「モデルのどの部分(エッジ)がスコアに貢献し、どこがスコアを下げる原因になったか」を色分けして視覚的に確認できるようになりました。

メリット: 現場での誤検知やスコア低下の原因(ノイズや欠損など)を特定しやすくなり、モデルの品質改善に向けた具体的なフィードバックが得られます。

その他の改良

歪んだ表面に印刷されたQRコードの読み取り性能が向上しました。

印刷品質検査における標準規格の更新に対応しています。

3. ハードウェア対応とセキュリティ・コンプライアンス
最新プロセッサへの最適化

NVIDIAの次世代アーキテクチャ「Blackwell」で構成された最新GPUや、Intel NPU(Neural Processing Unit)での処理にいち早く対応しています。

SBOM(ソフトウェア部品表)対応によるセキュリティ強化

画像処理機能に関するSBOMの作成が可能になりました。これにより、法的義務化が進むサイバーセキュリティ要件(脆弱性の監視やアップデート管理)への対応が容易になります。

4. 次世代開発環境のプレビュー
「HDevelop EVO」プレビュー版の搭載とAIエージェント

従来の統合開発環境(HDevelop)に加え、次世代のIDEである「HDevelop EVO」のプレビュー版が同梱されています。

ChatGPT等のLLM(大規模言語モデル)と連携するAIエージェント機能が提供され、インタラクティブなチャット、コードの自動補完、サンプルプログラムの自動作成機能などが利用可能になっています。

仕様・スペック

推奨PC「Be-Clia Type-TU2V2-7 for HALCON」は、
最新版 HALCON 25.11が、NVIDIA Toolkit の最新版に対応したことにより、Blackwellアーキテクチャ(RTX 50シリーズなど)のパフォーマンスを最大限発揮できるように構成されたマシンです。また、Intel OpenVINOの最新版にも対応し、本機PCに搭載されているNPU、Intel Core UltraでAI処理の更なる高速化を実現。ディープラーニング改良機能も充分に活用できるようになります。


★画像処理アプリケーション開発ソフトウェア MVTec HALCON 推奨PC

APPLIED Be-Clia Type-TU2V2-7
for HALCON 仕様

■CPU:Intel Core Ultra7 265 プロセッサー
P 2.4GHz-5.2GHz/E 1.8GHz-4.6GHz/
20コア(P8+E12)/20スレッド/TBMT 5.3GHz
■チップセット:Intel B860
■メモリ:32GB(16GB×2)DDR5
4スロット/max 256GB
■OS: Windows11 Pro
■SSD:M.2 NVMe-SSD 1TB
■LAN:1ポート 2.5 Gigabit
■LAN:WiFi-6E/ Bluetooth 5.3
■GPU:GeForce RTX 5070Ti 16GB-GDDR7
■電源:850W/100V (80PLUS GOLD認証)
■キーボード・マウス 付属 有線 USB接続
■サイズ:約 W204×D438.3×H452mm
■標準保証:ハードウェア1年間 (センドバック)

用途・実績例

HALCONは、マシンビジョン分野で世界的に活用されている画像処理ライブラリです。
最新バージョンでは、ディープラーニングベースの外観検査や欠陥検出機能がさらに強化され、
半導体、電子部品、自動車業界などでの高精度な外観検査やパターンマッチングに多数の導入実績があります。
高速かつ堅牢な処理性能により、生産ラインでのリアルタイム処理にも対応。
また、GPUアクセラレーションによる学習・推論の高速化により、AI検査の効率化にも貢献します。

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